うつで休職中の注意点
- 2013/5/4
- うつ病と仕事
うつで会社を休職中の時はどうすればいいかと
相談を受けました。
一般的にはうつ病には休養が大切と言われています。
そのため、私もうつの時は休職しました。
うつ対策として一般的な休職ですが
休職の仕方にも注意点があります。
その過ごし方次第で
うつを悪化さる場合があるので注意が必要です。
■休み方のポイント
休職時に大切なことは悩み続けない事です。
休職して時間ができるようになると
暇になった時間でネガティブに悩み続けてしまう
場合が非常に多いと言えます。
休職前の期間からうつの事で悩んでいるので
悩むことが習慣になっています
さらに時間ができればその時間で悩んでしまいやすくなります。
このような休職の仕方だとうつを悪化させるので
悩み続ける過ごし方は要注意です。
■悩み続けてよけいにつらくなることも
うつになるとどうしても悩んでばかりになってしまいますが
悩み続けていても元気にはなれませんし
悩みが自分の中で大きくなり影響力を増す結果になってしまいます。
意識の向け先を悩み以外の元気のでるものに
いかに向けるかがカギになります。
趣味、旅行、遊びなんでもいいので
楽しいものに意識を向けるようにしてください。
うつになっていると
楽しかった事も楽しく思えないと感じるかもしれませんね。
そんな場合は少しづつでもいいのでやってみてください。
完璧にやろうと思わなくてもいいです。
■対策をとる時に気をつけるポイント
注意点としてこの対策をとる際に
障害になるのは「申し訳ない」という気持ちです。
うつで休職して「申し訳ない」
休職中に楽しもうなんて「申し訳ない」などです。
うつになる人は義務感が強い場合が多いので
「申し訳ない」と考えがちです。
「申し訳ない」と考えれば考えるほど
うつや悩みに意識が向きます。
「申し訳ない」では元気もでません。
自分を責めるような気持ちやネガティブな気持ちが
どんどん出てくる状況になるのであまりよくありません。
今まで押しつぶされるほどの義務を背負って
がんばってきたんだと思います。
そんな自分を肯定してあげて下さい。
「申し訳ない」とネガティブな気持ちにひたって休職していても
元気にはなりづらいので注意してください。
休職中には仕事のことを考えてしまいがちですが
だからといって仕事の事を考える必要はありません。
自分のための時間です。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法