うつ病改善時の注意点
- 2014/4/16
- うつ病の治療
今回はうつ病改善時の注意点です。
だんだんと調子が良くなってきて
「もしかしたらこのまま元気になれるかも」
と思うような状態。
この時期に一番の注意点は何だと思いますか?
答えはうつ病の改善は一進一退がよくある
という事です。
良くなっていく時には
順調に一直線に良くなるとはいかずに
しばらく良くなって
その後悪くなってと繰り返す場合があります。
うつ病を治すというのは
自分を変えていくということでもあります。
自分の長年のクセを変えるようなもの
筋トレで体を鍛えるようなもの
そんな風に言えます。
だから行きつ戻りつは当たり前のことなんです。
ちょっと悪化したタイミングで
すごく気にしてしまったり
「やっぱりダメだった」とあきらめてしまったら
元に戻ることになりかねないので注意が必要です。
■心の問題はリバウンドがよくあるとしっておく
心の問題はリバウンドというか
ぶり返しが少しはあるのが当たり前と
しっておくのがいいかと思います。
うつ病ではない他のテーマを扱っているカウンセラーも
「リバウンドはあって当然なので気にしないでください」と
よく言っています。
多くの人は改善が始まると
そのまま一直線で良くなると考えるので
自分の予想とのギャップに悩む場合があります。
注意して下さい。
■意識を向けるのは「どれだけ改善したか」
うつ病が改善したが、また調子が悪くなった人に
まずやって欲しいのは
まったく改善していなかった時と比べること
自分がどれだけ前進したか考えるという事です。
すごく調子が悪かった時と比べると
自分が前進しているのがわかります。
楽しいと思えることが増えた
体の調子が少し良くなった
眠れるようになった
前向きに考えることも出来るようになった
などです。
自分が一気に良くなると想像したイメージと比べると
できていない部分に目が行き落ち込みます。
まだここができてない
またこの症状が出てきた
またネガティブに考えてしまった
気分がいまいちすぐれない
などです。
うつ病が改善しつつある時は
この注意点を意識してみてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法