うつ病で将来が不安になる
- 2014/9/12
- うつ病の症状
うつ病の時に将来を考えると
とても不安で気分が滅入る
そんな経験はありませんか?
もしそんな経験がある
あるいは今そうだ
という場合。
今回の話は
その対策になると思います。
なぜ不安になるのか?
将来を考えて不安になる。
うつ病の症状として
よくある現象なのですが
なぜこんなことに
なるのでしょうか?
それはうつ状態で
起こっていることに
関係しています。
意識が何事にも
ネガティブな側面に向く。
マイナスの感情が膨らむ。
思考パターンが
後ろ向きになる。
これがうつ病の時に
起こる感情面での変化です。
そんな状態で
将来を考えれば
不安な要素にばかり
意識の焦点があってしまいます。
つまりかなり
かたよった予想に
なっているということです。
将来は多面的
うつ病で不安な将来しか
イメージできなくなって
いたとします。
そんな時でも実際には
将来はいいことも
悪いこともあるはずです。
悪いことばかりの
未来というのも
不自然です。
そもそも
私達はそんなに正確に
未来を予想することは
できません。
もし正確に予想できれば
すごい能力です。
そんな能力は
誰も持っていません。
それなのに、これからのことが
いくら考えても不安なのは
悪いところばかりを材料にして
未来を想像しているからです。
そしてそんな想像が
あなたの気分を
不安で不快な状態に
しているんです。
実際に
あなたが感じているような
暗い未来が必ず来るから
そう感じているわけではありません。
単なるかたよった
イメージです。
実際の未来の
嫌な部分を拡大して
見ているだけです。
いい部分を探す
うつ病で将来を考えて
不安になっている場合
どんな対策をとれば
いいでしょうか?
それはこれからのことを
考えたり想像する時に
いいイメージを
意識して作るということです。
ほうっておくと
悪いイメージをする
習性がついているので
意識していいイメージをします。
いいようにイメージするだけで
気分は変えられます。
結局のところ
未来が予知できない以上
いいも悪いも
単なるイメージです。
それならばいいイメージをして
気分を良くして
うつ病改善につなげましょう。
「単なるイメージの話か」
と思ったかもしれませんね。
イメージ、想像の影響力を
過小評価してはいけません。
うつ病が悪化する際には
将来のことを
悪い方にばかり
想像していたはずです。
それが精神状態の悪化
つまりうつ状態の悪化に
つながっています。
いいイメージをすれば
その逆に気分がよくなり
うつ状態の改善につながります。
不安な将来をイメージしても
得るものはなにもありません。
気分の良くなる将来を想像して
うつ病改善につなげてください。
これからの人生に
希望を持つことは
うつ病の特効薬になります。
まずはいいイメージから
はじめましょう。
どんな未来になったら
あなたは嬉しいと感じますか?
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法