うつ病になった当時の辞めた会社の同僚に会いました
- 2014/3/24
- うつ病と仕事
私はうつ病になった時は、ある会社に勤めていました。
今は辞めてるんですが
先日、以前に勤めていた会社の近くで元同僚に会いました。
会社は辞めているので随分久しぶりでした。
懐かしいのでちょっと話をという事になりました。
そして、元同僚からは今の会社の色んな話を聞きました。
誰が課長になったとか
一番のメインの仕事は誰がやっているとか
誰と誰が仲が悪いとか
部長の考えがどうだとかです。
そんな話を聞いていて
心の底から「何とも思わないなぁ」と思っていました。
ただ数年前まではその時勤めていた会社が私の世界の全てでした。
昇進に失敗したとか
望む仕事がやれないとか
上司が嫌なやつだとか
同僚とうまくいかないとか。
そんな事でうつ病になるまで悩んでました。
昇進できない自分はダメな人間だと思ってました。
望む仕事を任せてもらいない自分は無能な人間だと思ってました。
上司や同僚とうまく仲良くなれない性格の自分は
劣っている人間だと思っていました。
ですが昔うつ病になるまで悩んでいた事は
会社を辞めて時間がたった今となっては何のつらさもありません。
ここにも、うつ病克服のヒントが1つあると思います。
■悩んでる時は視野が狭くなる
昔の私のように悩んでばかりいる人のひとつの特徴として
視野が狭くなっているというのがあります。
なぜそれが問題かというと
視野が狭くなっていると目の前の問題ばかりが
目についてしまうからです。
目の前にある問題が未来永劫続くように感じられます。
今抱えている問題とは関係のない未来を
考える事が難しくなります。
そのような視野が狭くなった状態であっては
なかなかうつ病の原因となっている悩みから
抜け出ることができません。
グルグルと同じような事を
悩み続ける場合が多いと思います。
■数年たっても悩みかどうか
今あなたがうつ病に悩んでいるのであれば
何か特定の悩みはありますか?
この悩みのせいで自分は苦しんでいる、などです。
もし、何か特定の悩みがあるのであれば
その悩みから抜けだして楽になりたいけど抜け出せない
という状況かもしれませんね。
そんな時は時間軸をずらして考えてみるのが1つの対策です。
あなたの今の悩みは本当に
数年後の自分にとっても重要な問題でしょうか?
会社の事で悩んでいるなら
会社を辞めて数年後でも重要な問題かなと考えてみてください。
人間関係で悩んでいるなら
その人と会わなくなって5年がたった自分が
それでも同じように悩み続けているか考えてみてください。
こんなふうに未来の自分の視点にたってもの事を見てみると
悩んでいる時とは違った発想ができる場合があります。
私はずっと悩みだった会社の事が
人生の中のとても小さな一コマにすぎないと
感じるようになりました。
生きていく道は何通りもあると思えました。
これだけでも出口の見えない悩みが
随分と楽になりました。
ぜひ、今抱えている悩みが
数年後の自分にとっても悩みかどうか
未来の自分の視点で考えてみてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法