システムエンジニアが鬱になる原因2
- 2013/4/19
- うつ病と仕事
今回はシステムエンジニアが鬱になる原因の
2つ目についてです。
システムエンジニア以外の仕事をしていても
当てはまるかもしれません。
システムエンジニアの仕事の特徴として
長時間労働があります。
朝から夜遅く、さらには家に帰ってからも
働いているシステムエンジニアは大勢います。
休みの日でも
システムに何かあれば会社に呼び出されたり
することもあります。
こういった生活を続けていると
何が起こるかというと
仕事や会社が自分の全てのように
なっていきます。
NLPでは人間の持つ側面を
「環境」「行動」「能力」
「信念」「アイデンティティ」
の5つのレベルで定義します。
仕事や会社が自分の全てのようになると
仕事や会社という狭い「環境」に
閉じ込められてしまう状況に陥ります。
その狭い「環境」に閉じ込められて
仕事がうまくいっている間は
まだいいですが、
仕事がうまく行き続ける保証はありません。
仕事のプレッシャーに
押しつぶされるなど
仕事で大きな挫折を経験すると
その小さい「環境」が崩壊してしまいます。
その小さい「環境」が
自分の全てのようになっていると
その崩壊には耐えられず
鬱になる場合があります。
システムエンジニア以外の仕事をしていても
仕事や会社が
自分の全てのようになっていると
同様の危険があります。
このような状態を改善する方法は
NLPでいう「アイデンティティ」レベルに
ヒントがあります。
自分を取り巻く「環境」に閉じこもって
生きるのではなく
自分はこう生きたい、こんな人間でいたい
という「アイデンティティ」を重視するということです。
最初にできる簡単な方法としては
こう生きたいと思う
理想像を設定することです。
映画やマンガの登場人物でも
歴史上の人物でも構いません。
私の場合は「龍馬伝の龍馬」です。
あんな風にかっこよく生きられている
わけではありませんが、
「こんな風に生きたい」という
自分の「芯」を持つことが第一歩です。
まずは理想像を探して下さい。
そしてそんな理想像のように生きたい
という事を
自分の「芯」にしてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法