仕事が頭から離れない人のための、うつ対策になる休みの過ごし方
- 2013/8/15
- うつ病と仕事
今、お盆休みで帰省しています。
仕事が休みの方も多いかと思います。
カウンセラーになる前の
サラリーマン時代にうつになった時の
お盆休みを少し思い出していました。
サラリーマン時代にうつになった時は
休みの時も仕事の事が
あまり頭から離れなかったのを
覚えています。
今回はそんな仕事が頭から離れない人が
仕事が原因でうつになった場合の対策
特に休みの過ごし方について
お話ししたいと思います。
■仕事が頭から離れない人
仕事が頭から離れない人は
今の仕事や会社が
自分の人生のすべてのように
感じてしまうことがよくあります。
何年間も1つの組織に属していると
どうしてもこうなりがちです。
私自身もサラリーマン時代は
まさにこの状態でした。
この状態が危険なのは仕事での挫折や
耐えられないほどのプレッシャーなどの
精神的なダメージが
とても大きく感じることになるからです。
このような精神的なダメージが
継続するとうつを引き起こします。
男性のうつのご相談では
このパターンがよくあります。
仕事がうまくいかない
プレッシャーがきつい
今後の仕事に自信がない
などをよく聞きます。
こんな場合に楽になる一つのコツは
自分の人生や生活にある
仕事や会社以外のことに
もっと意識を向けることです。
家族でもいいですし
趣味や友人など
自分を元気づけてくれるものです。
今の仕事や会社が全てという考えから
なるべく遠ざかるようにします。
■心の法則
悩みやすい人の特徴として
自分の悩みやネガティブなものにばかり
意識を向けやすいという特徴があります。
うつは心の問題なので
悩みに意識を向ければ向けるほど
悩みが心の中で力を増し
うつにまで悪化してしまいます。
すでにうつの場合はうつが悪化します。
元気づけてくれるものに意識を向けると
そのポジティブなものが
心の中で力を持ちます。
こういった心の法則から考えると
休みで時間ができた時に
そのできた時間で
仕事のことばかり悩んでいるのは
いい休みの過ごし方とはいえません。
悩んでいる人は特にこのようになりがちですが、
意識的に悩んでばかりいる
休みの過ごし方はやめましょう。
申し訳ないとか
あの仕事はどうしようとか考えて過ごす
このような過ごし方は
自分のうつを悪化させることになるとご理解ください。
休みの間は楽しいことに
できるだけ時間をさき
意識を元気がでるものに向けましょう。
うつ予防、うつ改善ともに効果があります。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法