鬱の症状「ネガティブになり未来が見えなくなる」
- 2013/6/26
- うつ病の症状
鬱の症状の一つとして代表的なものに
「未来が見えなくなる」という 症状があります。
今回はこの症状と対策についてです。
この鬱の症状はよくある症状なので
対策を知ることで多くの鬱に改善の効果があります。
■未来が見えなくなるという症状
鬱になって「未来が見えなくなる」という症状になると
生活の中の多くの時間で過去のことばかりに意識が向きます。
過去に対する後悔や恨みが意識の中で大きくなり
影響を強めてしまいます。
そういった状態でいくら悩んでいても
鬱の症状は悪化はしても改善はしません。
そういった状態では例えば、自分に自信がなくなってきて
とても不安になったりします。
ネガティブな感情に支配されている自分が嫌になってきます。
自分がきちんと仕事をできるか、続けていけるか不安になり
仕事を続けてはいけないと考えるようになります。
このような未来への希望がなくなってくる症状は
鬱の典型的な症状といえます。
思い出してみると私自身も鬱になった時には
前向きな考えなどなくなり
不安や自分への自信のなさなどが大きくなりました。
鬱になった時は自分が元気になれるとは
まったく考えられなかったです。
仕事に関しても将来が閉ざされた気がしました。
自分が仕事に復帰して以前のように
頑張れるとはとても思えませんでした。
ほうっておけばこういったネガティブな感情は
どんどん大きくなっていきます。
■ネガティブな感情への対策
ネガティブな感情が膨らむのにまかせては鬱の症状が
悪化するばかりです。
その対策のために意識して
「未来への希望やモチベーションを高める」
というのが大切な対策になります。
未来が見えなくなる病気とも言える鬱になった時に
未来を見ようとするのは困難です。
ですがこの困難をいかに行うかが
鬱の症状を改善する方法として重要なカギになります。
未来への希望やモチベーションを高めるために
考えるべきなのは例えば次のような事です。
自分が将来やりたいことはどんなことか?
もし、何をやっても失敗しないとしたら何をやりたいか?
どんな事でも叶うなら何をやりたいか?
自分が時間を忘れて熱中できる事は何があるだろうか?
色々考えて自分のモチベーションがわくような事を
探っていくことがこの状態から抜け出る第一歩です。
鬱の症状として悩みや不安に向かいがちな意識を
自分でコントロールしてプラスの方向に向ける作業になります。
すぐに未来の目標が見つからなくとも焦ることはありません。
未来の目標がすぐに見つからなくともそれを探す時間を
持つことだけでも状況を改善する効果があります。
なぜなら目標を探している間は未来に意識が向いていますので
心がネガティブな感情に覆われる時間を減らすことになります。
鬱は「未来が見えなくなる病気」です。
鬱の症状としてネガティブな気持ちに支配されるのはしょうがないことです。
ですが、そのネガティブな感情は軽減することも
乗り越えることもできます。
魅力的な未来が見えるとネガティブな感情は消えていき
鬱の症状は回復します。
カウンセラーの役目もその魅力的な未来を
いかに見てもらうかということが重要な役目です。
魅力的な目標が見えてきた途端に元気を取り戻していった
クライアントさんを数多く見て来ました。
魅力的な未来やモチベーションは鬱克服のカギになります。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法