うまくいかなかった場合の感情の切り替え方
- 2013/11/21
- 感情のコントロール
個人的な話ですが先週末にある試験を受けました。
今後の仕事に関わる大事な試験でした
準備も充分に行い挑みましたが残念ながら結果は不合格でした。
正直に言うと結果を聞いた時は落ち込みましたし
嫌な気分になりました。
ですがそんな状態を続けていても得るものはないので
今回の挑戦をした事で手に入れたものや良かったことは何かを考えました。
考えていくと色々なプラスの側面が見えてきて
気分も改善してきました。
見方を変えると得たものも多いことに気づきました。
悩みやすいかつての私であれば数日間ネガティブに考えていたかもしれません。
私は今でも道半ばですが気持ちのコントロールに取り組むと
かなり役に立つと改めて再確認しました。
■意識の焦点が感情を左右する
試験に落ちた時に最初に考えたことは
「何が悪かったのだろうか」「どんな基準で審査したんだろう」などでした。
冷静に客観的に考えると妥当な判断だと思えるのですが
最初はこんな事を考えてました。
ただ不毛な事を考えてるなと気づけたので
今回の件で得たものは何かと考えてみました。
こいう事はすぐには出てこなかったりするので近所を散歩しながら考えました。
そうするといくつか思いつきました。
「試験の準備で色々訓練して、それはうまくできたのだから成長したはずだ」
「他人の評価ではなく自分で道を切り開く生き方がしたかったはずだと再確認できた」
などです。
試験に落ちたという事実には
嫌な気分にさせる側面と前向きな気分にさせる側面があると思います。
そのどちらに意識を向けるかで感情は大きく変わりました。
■意識の焦点は質問でコントロールする
一つの物事のいい面と悪い面のどちらに意識を向けるかは自分自身への質問で操作できます。
「試験に落ちて嫌なことや、自分の悪かったところはどこだろう?」
「試験に落ちたが今回の件で得たものや気づいた事はなんだろう?」
こんな風に自分にする質問を変えるのが1つのコツです。
我々のように「悩みやすい人」というのは
物事のマイナスの部分に意識の焦点を合わせるような質問を
無意識のうちのよくやっている場合が多いんです。
こういうクセがついてしまうと
何か物事がたとえ成功したとしても問題点の方に意識がいってしまい
喜べずにネガティブに考えてしまう事になります。
■今抱えている問題はネガティブな部分のみか?
物事の悪い部分ばかりに意識の焦点を合わせてしまうのは習慣なので徐々に変えていくことが可能です。
まずは今抱えている自分の悩みについて
「その問題や障害を通して得たものや学んだことがないか?」
と自分に質問してみてください。
1、2回質問しただけでは出てこないでしょうから
1時間くらいじっくり考えてみるとか
散歩しながら考えてみるとかしてみてください。
同じ事柄でも前向きな部分や後ろ向きな部分など色んな側面があります。
どちらに意識を向けるかは自分で操作可能ですのでお試し下さい。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法