うつ病になりやすい仕事のしかた
- 2014/3/30
- うつ病と仕事
今回は、うつ病になりやすい仕事のしかたについてです。
私は10年間サラリーマンをしていました。
当時の会社でのことを思い出すと
人によっていろんな姿勢で仕事をしていたなと思います。
楽しそうに仕事をしている人もいれば
もくもくと仕事をしていた人もいました。
ちょっといい加減な人もいれば
しょっちゅう怒っている人もいました。
私の当時の働き方はといえば
うつ病になりやすい仕事のしかただったなと
カウンセラーになったいまではわかります。
あなたが会社勤めをしているのなら
どんな働き方をしていますか?
うつ病になりやすい仕事のしかたを避けられているでしょうか?
■サラリーマン時代の私の仕事のしかた
サラリーマン時代、私はつらそうに仕事をしていたと思います。
「この資格を取らないといけない」
「この技術を取得しないといけない」
など上司から言われた事を嫌々やってました。
仕事の量も膨大でそれをひたすらこなす日々でした。
朝は9時から夜は22時ぐらいまでが普通で
休日も土曜日はほとんど仕事をしていました。
そのうえ、私生活でもこれといった楽しみはありませんでした。
休日に気分を切り替えられる趣味もありませんでした。
義務と責任を果たすだけの生活です。
これでは元気が出ません。
こういう義務や責任をイヤイヤはたすだけだと
うつ病になりやすい仕事のしかたと言えます。
■義務や責任では心が喜ばない
義務や責任を果たすだけの生活では何が問題かといえば
心に活力がわかないことです。
単純に楽しくありませんし、生き甲斐にもなりません。
理屈ばかりで「この責任をきちんと果たさないといけない」と考えています。
責任は大事なんですがそれだけだと偏りが出ます。
そのうち心がパンクする場合があります。
人の心には「楽しみ」や「生き甲斐」が必要です。
私はそれがわかってませんでした。
ただもくもくと仕事をこなす生活をして
「こういう生き方が正しいんだ」とか
「自分には楽しみや生き甲斐なんて無縁だ」と考えていました。
あなたはどうでしょうか
「楽しみ」や「生き甲斐」を無視して生きていませんか?
もしそうであれば心がうつ病という形で反発しているのは
そういった生き方かもしれません。
ただ、生き方といってもポイントがわかれば変えていくのは意外に簡単です。
「楽しみ」や「生き甲斐」を小さなものから見つけていって下さい。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法