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うつ病と不安
- 2014/8/9
- 悩みから抜け出る方法
うつ病になると
理由のない不安から抜け出ることが
できなくなることがあります。
不安にかられて
何を考えても悪い方にしか
考えられないようなそんな状態です。
将来のことを考えると
よくない未来ばかり考えてしまう。
家族からやさしい言葉を
かけてもらっても
それをまったく受け入れられない。
「自分なんかやさしくしてもらう価値がない」
と思ってしまう。
仕事も何をやっても失敗するのではないかと
悪い方にしか考えられない。
「周りはみんな自分を否定している」
と思ってしまう。
不安と後ろ向きな思考で
泥沼にはまりこんでいくような
そんな状態になってはいませんか?
■不安になるには理由がある
こんな状態になるには当然理由があります。
ただそれは実際に将来はうまくいかないとか
家族からのやさしい言葉に意味が無いとか
仕事は何をやっても失敗するとか
そういうことではありません。
これらの発想の原因は
客観的な考えができなくなり
悪い方にばかり考えてしまっている
ということです。
つまり
こんな考えや感情になる理由は
自分自身の状態です。
それは思考パターンであったり
もの事を見る視野であったり
体の使いかたであったりします。
不安になるような思考や体の使い方を
しているということです。
うつ病の時はそうなりがちです。
それが不安をもたらせて
その状態で考えるので悪い発想しか出ません。
■自分の状態は変えられる
うつ病で悩んでいて不安が出てきてしまった
そうなった時に
思考パターンを変えるのも大事です。
自分の中のポジティブな部分が
どうすれば強くなるか考えてみてください。
それはうつ病や悩みについて
考えることではないはずです。
あなたの心が喜んだり
安らぐのは
どんなことを考えている時でしょうか?
それを探して下さい。
「そんなものはない」
と思うかもしれませんが
探せば出てくるものです。
また、
やりやすさや即効性でいうと
体からのアプローチもおすすめです。
悪い方にしか考えられてない時は
顔が下を向き表情はくもり
姿勢は猫背で
呼吸は浅くなっています。
これが不安になりやすい体の使い方です。
うつ病の時にはよくやってしまう体の状態です。
あなたもいま
そんな体の状態で
この文章を読んではいませんか?
それを変えてみてください。
顔は上を向き表情をゆるめ
姿勢はのばして
呼吸はゆったりとしてください。
両手でバンザイしてみてもいいでしょう。
こんなふうに体の使い方を変えて
いまの精神状態がどうかわるか
試して下さい。
体の状態を改善して
体とつながっている心を
楽にしてあげるんです。
■悪い結果しか待っていないわけではない
うつ病の時は過剰に悪い方に考えがちです。
これは最初に言ったように
体の状態や精神状態が影響して
発想がマイナスに向いているからです。
不安になって悪い方にばかり考えてしまうのは
その代表的なパターンですが
自分の状態を変える方法をお伝えしました。
一時的にでも改善できたら成功です。
その調子で思考の視野を広げたり
前向きに考えてみたり
そんな時間を増やしていって下さい。
そして今回一番わかっておいて
ほしいことがあります。
それは
悪い方にしか考えられなかったとしても
その時に考えていることは
正確な未来予知とは違うということです。
これから先
あなたに悪い未来しか
待っていないわけではありません。
心と体の状態が
悪い未来しかイメージできないように
なっているだけです。
いまあなたがイメージしている未来は
いくらでも変えることができます。
今回はそれをわかっておいてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法