過去への後悔からうつ病になってしまった場合の対策

枯れた色合いの赤いバラ

過去を後悔して
悩んだ経験はありませんか?

昔はよく
こんなことを考えていました。

「あの時、別の選択をしておけば・・」
「あんなものにお金をつぎ込まなければ・・」
「もっとうまいやり方があったのに・・」
「あの時に、別の考えができていれば・・」

あなたはどうでしょうか?

悩みやすい性格なら
よく経験しているかもしれませんね。

後悔するのは人として当然

後悔ばかりしても何も始まらない
と言われそうですが
どうしても昔を思い返して
悔やむことはあります。

別の選択をしていれば
現状がもっと良くなっていたかも
しれません。

そのもっと良くなっていた現在と
本当の現在を比較してしまうと
嫌な気分になりますよね。

こういう事をしても本当は
何の意味もないですし
ストレスがたまるだけです。

ただ、人間心理として
過去を悔やむというのは
よくあることだと思います。

どちらかというと
自然な心理だと思うんです。

ただ、その自然な心理を
やり過ぎた結果として
うつ病にまでなってしまった場合は
対策をとる必要があります。

うつ病にまでなった場合には

過去を後悔して
うつ病になるほど悩む。

もしそこまでなっているのであれば
これ以上悩み続けて
どうなるでしょうか?

これを今後どれだけの期間継続しても
おそらく得るものは何もなくて
苦しいだけではないでしょうか。

もちろん、自然と沸き起こってくる
過去への後悔の気持ちはよくわかります。

それでもうつ病にまでなった場合には

後悔という思考が
ストレスしか産んでいないということに
しっかりと気づいて方向転換が必要です。

自然にわき起こる感情にまかしていては
辛い状態が続くだけになってしまいます。

あなた自身にしか
うつ病から抜け出すための
方向転換はできません。

では何をどんなどんなふうに
変えればいいでしょうか。

後悔することにうつ病になるほど
とらわれている場合は
未来に意識を向けるのが
一番効果的です。

意識は未来に向ける

昔を思い出して悩み続ける
これを変えるには
真逆の思考をすることが
効き目があります。

「あのときこうしておけばよかった・・」
から
「これからこれをしたい」
に変えていきます。

過去を無視して
まったく関係なく
これからどんなことをしたいか
その事を考えていきます。

最初は昔の事に
意識が引っ張られると思います。

だけど段々と
魅力的な未来がイメージできるようになると
未来に意識が引っ張られるようになります。

過去のやり直しは不可能ですが
これからのことでやりたい事は
実現が可能な場合があります。

何より考えているだけで
気分が良くなります。

うつ病の原因である
負の感情の継続を断ち切って
真逆の方向に向かわせてくれます。

いい気分でいる時間が
増えれば増えるほど
過去への後悔を思い出すことも
だんだんと減ってきます。

それでいいんです。

変えられない過去を悔やみ続けるよりも
忘れ去るのが一番健全で建設的です。

いきなりやろうとして難しくても
かまいません。

「今日の夕食は何がいいかな」
「週末はあそこ行ってみたいな」
「面白そうな映画はないかな」
「何して遊んでみようかな」

とりあえずはこんなところから
始めてみてもいいと思います。

どんどん「これからの楽しみ」を
自分の中で増やしていって
うつ病の原因になった
過去の後悔を忘れ去って下さい。

その頃には
うつ病からも解放されていますよ。


【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」


など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない

そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。

自分のペースで取り組んでいくことができます。

⇨自宅で取り組むうつ改善法


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