仮面うつ病とは?
- 2013/1/1
- うつ病の一般知識
仮面うつ病というのは
その名前から仮病のようなものだと
誤解されやすいところがあります。
仮面うつ病の名前の意味は
身体症状の仮面をかぶったという意味です。
仮面うつ病の特徴
比較的軽度なうつ病ではありますが
病名や原因が特定しずらく
以前は怠けているだけだと
誤解を受けやすかった病気でもあります。
また体の不調が意識されやすいために
内科や耳鼻科などにかかってしまい
改善がうまく進まない場合が多いのも特徴です。
いろんな検査でも異常が見つからずに
対策がわからない期間が
長い期間続く場合があるからです。
何人もの医師の診察を受けても
何も見つからないという結果に
なることが少なくありません。
本当の原因がわからないまま
身体症状に合わせた対症療法をしても
なかなか改善しません。
仮面うつ病の症状
仮面うつ病は
いろんな体の不調が症状の中心です。
胸に圧迫感を感じる場合もあります。
消火器系の調子が悪くなり
何を食べても美味しくなくなる
という場合もあります。
夜中に何度も目がさめたり
早く目がさめてその後眠ることができない
などの不眠の症状が出ることもあり
頭が重い、肩こり、全身の疲労感や倦怠感
それらが休養してもとれないことがあります。
自律神経の乱れから
頭痛、動機、発汗、めまい、しびれなどの
いろんな症状が出ることがあります。
これらの症状は
複数が同時に発生する場合もあり
辛い場所があちこち変わっていくこともあります。
このような身体症状が多く出る反面
憂鬱感や不安感などの
心理的な症状はあまり出ない場合があります。
仮面うつ病になりやすい人
真面目で責任感が強いそんな人が
発症しやすい病気です。
真面目や責任感の強い人は
長い間精神的な負担に耐える傾向があります。
そのために心が疲弊して
仮面うつ病になってしまう可能性が
高まるといえます。
精神的な疲労をあまりためこまず
発散のうまい人や
うまい具合に力を抜ける人は
発症する確立は下がります。
仮面うつ病の発症
仮面うつ病が発症するタイミングは
人によってさまざまです。
環境の急激な変化、ペットの死、失恋など
いろんなパターンがあります。
いずれにも共通しているのは
長期間悩み続けて
ストレスを継続した場合に
発症しやすいということです。
心のダメージの蓄積は
警戒する必要があります。
うまく発散して
蓄積を防ぐことがポイントです。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法