うつ病の時は体と心が言うことをきかない
- 2015/2/1
- うつ病の症状
今回はうつ病の特徴のひとつ
体と心がついてこない
についてお話します。
あなたも経験があると思うんですが
頭ではやるべきことをわかっている
だけど、
体と心がついてこない
これがうつ病の症状です。
いくら頭で
「自分は何をするべきか」
わかっていてもできない
自己嫌悪や不安に
なっていきます。
そもそもあなたに
なぜこのような現象が
起こっているのでしょうか?
心と体のストライキ
先ほど
「自分は何をするべきか」
といいました。
これは頭では理解している
という意味です。
そしてあなたに
知っておいて欲しいのは
頭が考えることと
心や体が望むことは違う
ということです。
例えば頭が考える事は
「〇〇すべき」
「〇〇しなければならない」
などの義務や責任に関する事が多く
それに対して心と体は
「〇〇したい」と
楽しみや喜びや生き甲斐を
求めるものなんです。
つまり頭で考える
義務や責任ばかりをやってきて
心と体が望むものを
与えてこなかった
そのために
あなたの心と体が
ストライキを起こしている
今はそんな状態だと言えるんです。
心と体を大切にする
「考えるのではなく感じるんだ」
という感じの
宮本武蔵の言葉もありますが
うつ病治療も同じです。
あなたの心や体が
何を望んでいるのか
そこをもっと大事にしていくこと
そして心と体と
和解していくことが大切です。
頭でっかちばかりでは
疲弊します。
今のあなたは
頭で考えたことに
心と体がついてこないかもしれません。
ただ、それを
批判する必要はありません。
そうではなく逆に
自分の心と体をいたわるには
どうすればいいか
考えてみてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法