うつ專門カウンセリングで感じる前向きになる重要性
- 2013/12/16
- うつ病の治療
あなたがもし
深く悩んでいたり今現在うつ状態であれば
前向きに考えるのなんて無理だと思っているかもしれませんね。
うつ專門のカウンセリングをやっていると
「私はうつだから前向きなことや楽しいことを考えたりできない」という言葉をよく聞きます。
ですが、それは単なる思い込みです。
自分の中にある力を過小評価しているだけです。
カウンセリングをやっていてよく思うのは前向きになる事の重要性です。
前向きになり戦っていこうと決断する事が大きな力になります。
将来に対して前向きに挑もうと思えた人は
それだけでカウンセリングがなくても大丈夫なくらいになりますし
どんどん変化していきます。
そういう人を何人も見ています。
■将来が不安な理由
将来を考えた時に不安になるかポジティブになるかは
自分の今の精神状態によって左右されます。
将来が不安だったとしても
実際に将来が本当にどうしようもないわけではありません。
そう考えてしまう心身の状態に今現在自分がいるというだけです。
また、「私はうつだから前向きなことや楽しいことを考えたりできない」と言っていると
自己暗示効果もあるので余計に自分で言っているとおりになっていきます。
実際には楽しいことを考えたりしてうつ克服のヒントを見つけられるのに
自分でその道を閉ざしてしまっている人が大勢います。
自分のできないという思い込みで
うつ克服のチャンスをのがしているのはもったいないです。
■ネガティブにばかりなるのは単なる習慣
将来の目標や楽しいことを考えても
すぐに虚しさや否定的な事を考えてしまうかもしれません。
考え方や感じ方も習慣の1つなので
長い間ネガティブに考えるクセをつけて生活しているとその考え方が定着します。
ですが習慣なので上書きもできます。
一般的には人の習慣が上書きされるのは2ヶ月と言われています。
はやければ2ヶ月あればネガティブを前向きに上書きするには十分という事です。
■まずはマイナスな自己暗示をやめましょう
「私はうつだから前向きなことや楽しいことを考えたりできない」
こんな言葉は自分にとって何も得るものがない自己暗示ですので
不要なので捨ててしまいましょう。
習慣になっているのですぐには離れてはくれませんが
まずは、いらない習慣を身につけちゃってるなと気づいてください。
そして
「もし、大きな目標を持ったり楽しんだりできるのなら、何をやりたいかな?」
と自分に問いかけてみてください。
1回だけしか問いかけないであきらめるのはダメですよ。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法