うつ病のカウンセリングで改善しやすい取り組み方
- 2015/5/10
- うつ病の治療
うつ病の治療をカウンセリングで行う場合
短期療法であれば
うまくいった場合には
1ヶ月から3ヶ月で改善することになります。
しかし人によっては同じような
カウンセリングをしても
うまくいかない場合があります。
今回はその原因のひとつについて
お伝えします。
大事なのは
完璧主義では取り組まないという事です。
短期で改善する人もいますが
少しづつでも良くなればいい
という姿勢が一番いいと思います。
こういう姿勢でいると
思ったとおりにうまくいかなくても
投げ出さずに継続しやすいからです。
この投げ出さずに継続できるかどうかが
挫折するか改善するかの差になる人もいます。
■コツを理解することも大事
うつ病をカウンセリングで治そうとした場合
いくつかコツのようなものがあります。
完璧主義で取り組まないのも
その一つです。
こういうコツをいくつか理解しておくと
改善する確率があがります。
何かを変えようとした時に
あきらめてしまうのは
完璧主義だからという場合が多いと思います。
うまくいかない場合
完璧を求めると
「やっぱりダメだ」とすぐになりがちです。
このためにあきらめてしまうわけです。
例えば朝早くに起きるようにしようとして
いつもより2時間早く目覚ましをセットしたとします。
それでも2度寝して30分しか早く起きられなかったら
完璧を目指している場合は
ダメだったと思って
取り組みをやめてしまいます。
どうしても「うまくいかなかった部分」に
意識が向くからです。
本当は30分だけでも早く起きられたら
価値のあることです。
完璧主義だと失敗しやすいという意識がなければ
知らず知らずのうちに
うまくいかなかった部分にばかり
意識が向いているかもしれません。
■一番の近道
いそがばまわれ
という言葉とは少し違うかもしれませんが
カウンセリングで短期間で結果を出すためにも
「ちょっとづつでも前進すればいい」が一番近道です。
ちょっとづつ前進と考えていれば
人によってスピードは違いますが
カウンセリングを受けて
1ヶ月から3ヶ月くらいで改善する人が大勢おられます。
途中でやめてしまうと良くはならないので
ちょっとづつ前進という考え方が
うつ病のカウンセリングでの治療では
一番の近道になります。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法