うつ病を治すためのイメージトレーニングとは?
- 2014/7/12
- 感情のコントロール
うつ病を治すためには
変えなければならない思考があります。
目の前のうまくいってないことだけをみて
自分の存在価値を判断して
自分を否定する思考のパターンです。
私達は悩んでいると
どうしても視野がせまくなります。
その結果
目の前のうまくいってない事にばかり
意識が向いてしまい
そのことばかりを考えるようになります。
そんな経験はありませんか?
休みの日などは朝から晩まで
うまくいってない仕事のことを考えて
ダメな人間だと自己嫌悪する。
これからのことを考えても
今うまくいってないので
これから先もうまくいくとは思えない。
どうしてもそんな風に思ってしまう。
うつ病になると
よくこんな思考パターンにはまってしまいます。
治す場合にはこれを変えていく必要があります。
■うつ病を治すために視野を広げる
目の前の問題ばかりが意識されて
つらい状態から抜けられない場合には
視点を変えると新しい発想がうまれます。
視点を変えるというのは
自分をもっと俯瞰して見る
ということです。
簡単なやりかたは
自分から100メートルくらい離れたところにいる
他人になったつもりで
そこから自分を見てみるということです。
いつも仕事机に向かって
うんうん悩んでいるなら
100メートルくらい離れたところから
赤の他人になっていつもの自分をイメージしてみます。
イメージなので壁とかは気にしなくてもいいです。
そして離れたところから
他人になってつもりで
いつもの悩んでいる自分を見てください。
仕事机でうんうん悩んでいる彼に対して
何かアドバイスをするとしたら
どんな言葉をかけてあげますか?
普通に前向きな事を言おうと思っても
なかなか言えませんが
遠くにいる他人のつもりで
アドバイスするのがポイントです。
「いまは辛いけどそのうちになんとかなるよ」
「結果が出てないけど頑張ってるじゃないか」
「うまくいってないことばっかりに目が行ってるんだよ」
「ぜんぜんダメじゃないよ」
こんな風に離れた場所にいる
他人の目線で自分を見てみると
気軽に前向きなアドバイスが出ます。
人は他人のことだと
前向きないいことが言いやすいという
そんな性質があります。
あなたも他人のことなら
いいアドバイスができたという経験は
ありませんか?
この性質を活用するので
ふつうに自分で自分に言うと
出てこない言葉も出て来やすいんです。
あなたもやってみてください。
離れた場所にいる他人の目で
自分を見るイメージをして
何かアドバイスを言うだけです。
■うつ病を治すために何か意味があるのか?
このイメージトレーニングの話を聞いて
うつ病を治すために
何の意味があるのかと
思ったかもしれませんね。
意味はきちんとあるので
ご安心ください。
うつ病になると
どうしても狭くなった視野で
悪い点しか見なくなり
発想がネガティブにかたよります。
他人の目線で気軽にアドバイスすることで
その視野をひろげる効果が期待できるんです。
この方法で視野を広げて
自分やおかれた状況のいい点や
将来の希望にも目が行くようにすることは
うつ病を治すために効果的です。
ぜひ試してみてください。
難しく考えないで
遊びのつもりでやってみてくださいね。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法