鬱で悩んでいても、悩みが自分の全てではないと知る

鬱で悩んでいたり、鬱になるほどの悩みがある人は
悩みが自分の全てだと思ってしまう傾向があります。
一日考えるのは悩みについてばかりという状況になってしまいがちです。

いつの間にかその悩みが自分のすべてのように感じるように
なってしまいます。

そういった時にまず必要なのは
自分の悩み以外のプラスの部分を思い出すということです。
自分にはこんな長所があった、好きな映画があった、
憧れている人がいた、大事な人がいるなどです。

悩みというのは、
「色々な側面を持つ自分の1つの側面にすぎない」と
気づくことが大切です。

私のカウンセリングでも
まずはその状態に気づいてもらうことが
鬱克服の最初の一歩になります。
自分の好きな物や本や映画、いい思い出や親しい人を思い出してください。
あなたには色々な側面があり、悩みはその一部でしかないと気づいて下さい。

悩みを自分の一部にすぎないと考えられること
これを「外在化」と言います。
決して「悩み=自分」ではありません。

「悩み=自分」の状態では、悩みの存在が大きすぎて太刀打ちできません。
悩みが自分の一部にすぎないと考える事から鬱克服が始まります。
今回は自分の中のプラスの面を掘り起こす方法を1つシェアします。

今回は実際にどうすれば自分の色んなプラスの面を呼び起こせるのか
という方法を1つお伝えしたいと思います。
一人でできる簡単な方法として「コラージュ」があります。

手順は以下のとおりです。

手順①
「行ってみたい旅行先」「好きな場所」「好きな人」
「好きな食べ物」「趣味」「好きなマンガや映画」「憧れの人」
を考えて下さい。
それ以外でも興味がある事、好きなものがあれば出して下さい。

手順②
「グーグルの画像検索」で手順①で出した事について検索して下さい。
色々画像が出てきますので気に入った画像をコピーして
貼り付けていって下さい。

手順③
30分から1時間ほどかけてやってください。
沢山貼り付けたら完了です。

自分の様々なプラスの面が敷き詰められた画像になったと思います。
それを見て自分には色んな面があるのだと気づくことが必要です。
また、好きなことを色々検索していた時の気分の変化も覚えておいて下さい。
鬱や悩みについて検索していた時とは違う気分のはずです。


【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」


など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない

そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。

自分のペースで取り組んでいくことができます。

⇨自宅で取り組むうつ改善法


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. うつ病になると 自分の中から活力がなくなります。 仕事へのやる気がなくなり 遊びや趣味もや…
  2. 2015/3/23

    うつ病攻略法
    うつ病の攻略法についてです。 どうすれば治るのか まったくわからない場合は とりあえず今回…
  3. うつ病治療を始めるにあたって 知っておいてもらいたいこと。 それは頭と心の 関係についてで…
  4. うつ病になるとネガティブになり だんだんと自信を失っていきます。 周りがみんな自分を…
  5. ひまわり多数
    うつ病を治療するために 必要になる心構えには どんなものがあると思いますか? 「自分を追い…
  6. 曇り空
    何か深い悩みがあって うつ病になることがあります。 毎日同じ事を悩み続けて 気づいたらうつ…
ページ上部へ戻る